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沖縄市の住宅街にあるこの敷地は、敷地の奥側約1/3の範囲が前面道路レベルより1.5m程度下がっていた。 今回の計画にあたっては、その敷地内の高低差をどう処理し、且つ、それを有効に活かしながら豊かな住空間をどのように構成していくかが、最大のテーマであった。
まず考えた事は、周辺環境への影響を最小限にし、なおかつコストを押さえる為、土工事は出来る限り少なくし、現状の土地の高低差を活かしたプラン構成をする事であった。
そこで、敷地手前はLDK・コートなどのパブリックスペースからなる平屋、また、敷地の下がっている奥側は水周り・寝室などのプライベートスペースからなる2階建てとし、 それをスキップフロアと言う形でつなぐ構成とした。
またシンプルな住まいかたを希望されており、内装の床以外は全てコンクリート打放しとし、床には白いコルクタイルを使用し、建物を構成する要素・色を限り無く少なくする事で、 内・外共にシンプルな建物とした。 非常にシンプルで明解な建物では有るが、豊かで、多様な住まいかたの可能性を秘めた住宅になったと考えている。