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敷地は沖縄本島南部、糸満市の市街地から離れた住宅街。遠くには海を望み、眼下には電照菊のビニールハウスの広がる場所にあり、日が暮れるとその照明がイルミネーションとなって景色に華を添える。そして海岸までは徒歩にてアクセスでき、日常的にマリンスポーツを楽しむことができる立地でもある。
県外在住のクライアント夫妻は、面積が572㎡の広い敷地に念願の「リゾートホーム」の計画をするにあたり海を望める平屋建てを希望した。建物は、母屋(133㎡ )とガレージ(67㎡)の二棟から構成され、母屋は隣地との高低差を考慮し、本来の地盤となる道路高より1m強の盛土をすることにより海への眺望も確保されることとなった。そして母屋とガレージの各々の棟には程良い高低差が生まれ、シンプルながらボリュームに変化をもたらしている。
建物はリビング/ダイニングキッチンから海が正面に捕らえられるような配置とし、11mの折戸サッシュの大開口に依って内外部が仕切られている。その折戸サッシュを開け放つと海/プール/コート、そしてリビングが連続した空間となり内外の境界線が消失し、自然の中に溶け込む印象を与えている。 内外装については、仕上げ材等を同一にしたことにより更なる一体感が生み出され、白を基調とした内壁に大理石/フィチャーウォール/アメリカンチェリーの木目調がアクセントとなって上質感漂う、上質な心地よい空間を創り上げている。
クライアント夫妻の想いがつまった今回の計画、「リゾートホーム」は日常の喧騒を忘れさせ、ゆっくりとした沖縄滞在を満喫できる快適な住宅が提案できたと考えている。